コラム [ 2018.09.06 Released ]

【経営お役立コラム6】永続的に仕事が舞い込む秘訣は
「やりたい仕事に専念すること」

永続的に仕事が舞い込む秘訣は「やりたい仕事に専念すること」

 

パーソナルブランド構築のために

 

「永続的に仕事が舞い込む人になる」ための方法として、5回にわたってパーソナルブランドの構築について詳しく見てきました。適切なパーソナルブランドがあると、「○○と言えば、○○さんにお願いしたい!」と顧客の側から行動を起こしてくれます。しかもそれはあなたにとっての得意分野。本来やりたい得意な仕事に専念するだけで顧客から必要とされ、仕事も永続する。それがパーソナルブランド構築の最大の特長です。

パーソナルブランド構築には特殊な才能は必要ありません。ただし、理念やビジョン、顧客と向き合う意志などの「覚悟」が大前提になります。施策としては今すぐ着手できることですが、継続的に続けていかなければならないものだからです。創業した時の想いや、顧客をどうやって喜ばせたいか、「どんな理由で、顧客から選ばれたいか」をしっかりと振り返りましょう。

 

本当の「強み」を見つける

 

あなたの原点ともいえる部分が明確になったら、次はあなたの強みを定義していきます。答えはあなたの中にすでにあるので、それをひも解いていきましょう。その際「経営資源(自分自身を知ること)」「顧客(マーケットと顧客を知ること)」「価値(あなたの強みを強化する)」の3つの視点で考えてみましょう。これらを考える上で、第三者の客観的な声がヒントになります。また、絞り込む際には「あなた自身が好きかどうか」「楽しめるかどうか」「得意かどうか」といった点を大切にします。強みを15秒程度でスピーチできるようにまとめられればこのステップは完了です。

 

インターネットでの「アウトプット」から始める

 

強みが定義できたら次は情報発信です。まずはどれだけニッチでもニーズを見つけられるインターネットでの情報発信から始めましょう。インターネットでの情報発信の際には、

●相手の興味のある話題を入口にする
●ステップ1で決めたあなたの強みを端的に発信する
●プロフィール写真を開示・変更せず、顔を覚えてもらう
●信頼を獲得するための情報を掲載する

の4点がポイントになります。特に信頼を獲得する情報としては、

●お客様の声や推薦の言葉
●具体的な商品やサービスの価格
●あなたの実績と経歴
●メディアへの露出情報

といった客観的な第三者の言葉や動かぬ事実による裏付けが有効です。

 

あなたの側からの「貢献」で信頼を獲得

 

あなたの事業への想いを振り返り、顧客にしてあげたいことをあなたの側から実践していきましょう。たとえば問い合わせにしっかりと答えアドバイスをしてあげる、検索で辿りつく潜在顧客のために惜しみなく情報提供する、何よりも顧客にしっかりと向き合い、「解決したい」という想いを共有するなどです。「人として信頼してもらう」そして、「専門的知見、経験、仕事への取り組み方が信頼できると思ってもらう」ことが、簡単に取って代わられずに永続的に顧客獲得するうえで重要になります。

 

激動の時代にも選ばれ続ける人へ

 

パーソナルブランドは今後のビジネスにおいて確実に不可欠なものになります。競合が増え、ましてやロボット化・自動化が進む時代でも永続的に選ばれ続ける人になるためには、「あなたでなければならない」と思わせる理由が必要だからです。サービスや商品を買うのが「こころ」で行動を決める人間である以上、有効に働き続けるでしょう。しかも、パーソナルブランドの構築は一朝一夕で実現するものではありません。ということは、早く始めれば早く始めた分だけ有利になります。この記事を通して興味を持たれた方はぜひ、明日といわず今から実行に踏み切って欲しいと思います。

 

 

この記事の提供者

Busico.パートナー

株式会社ファーストブランド(https://www.firstbrand.co.jp/

代表取締役社長 河本扶美子様

提供サービス:まちの専門家を探せるWEBガイド マイベストプロ(https://mbp-japan.com/

 

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